ダイエットを始めようとされている皆さん、その方法は安全ですか?

ダイエットの「安全性」について最低限の確認事項は次の3点です。

以上の事項が無視されている方法は健康リスクを高めます。

(1)三食、普通の食物を食べる「健全な食生活」であること。

(2)単に体重を下げる方法でなく、体内の余剰脂肪を減らして

　年代に適した脂肪量に調節する方法であること。

(3)体内に蓄積している有害化学物質を排出する対策が

講じられている方法であること。

脳も肉体も、日々、熱源と多種多様な栄養物質を必要としています。

自然のリズム、人体のリズム、そして、社会生活のリズムに合致した

「三食主義」が最良です。

代用食品類や単品食品類を使用する方法は回避すべきです。

ダイエットは、健康であることがその前提です。

いくら、体重が減っても、サイズが細くなっても、

生理不順・停止や体力低下など、健康を損なっては意味がありません。

この健康障害を防いでダイエットに成功する最低の条件は、

「普通の食物を三美味しく食べる食生活」であることです。

特に、脳を栄養失調にさせない食べ方が重要です。

首から下の肉体よりも脳は多くの栄養物資を必要としています。

この条件が満たされる食生活ですと、

体内の余剰脂肪を減らして適正量に調節でき、

健康的なダイエットが実現します。

代用食品類や単品食品の使用、厳しい食事制限などの方法は、

体内の余剰脂肪よりも筋肉や臓器類の衰退によって体重が減ります。

その状態を「痩身」と言います。

痩身とは「病的にやつれた身体」のことです。

この状態は、不健康ですから、脳はその危険を察知し、

「食べよ!」「食べよ!」との指令を出します。

この結果、事後に激しいリバンド現象が生じます。

この脳からの指令は、生体防御本能であり、

リバンド現象は、健康を回復させるためであり、

この指令を出した自分の脳に感謝すべきです。